老朽化賃貸マンションの改修

改修前 改修後
築23年の老朽マンション
賃貸マンションは現在、借り手市場なので、新築すればほぼ100%入居するが、その分古くなったマンションの空室が増えるという構造になっている。 老朽化したマンションを再生するのは難しいことではないが、再生しても賃料を上げることは難しいという情勢の中で、あまりお金をかけたくないという大きな問題がある。
再生モデルルームの試み
全戸一度に再生するのでは、コストもかかるし、確実に入居するという保証も無い。ここはまずは1戸だけ、モデルルームとして改修し、反応を見るというのが正解。 というわけで、まずは玄関からお入り下さい。
一番大きな改造は?
間取りは3DK。各室ともそれなりに広いが、外に面していない部屋は、ジメッと暗〜い雰囲気。
間の壁を取り払い、2室をワンルームに
間取りは2LDKに変更。壁紙も明るい色調を選び、暗い雰囲気を追放した。何よりも開放感が出てきた。

カーペットをクッションフロアに

クロスをベーシックで明るい色調に
天井
張り替えて照明器具も一新
和室の方は
床の間をクローゼットに
紙のふすまは
板ブスマに
押入れ付き6畳
押入れを取り払って8畳に
天井は
もちろん張り替えて照明器具を一新
一番お金のかかりそうな水周りは
お化粧のみで、大改造はしない

 

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