段差というバリアー 脳血管障害で倒れたご主人が、リハビリを終えて帰宅することになりました。 車椅子を余儀なくされたご主人にとって、和風住宅はバリアーで一杯。真っ先にポーチの段差が侵入を阻みます。 |
玄関の敷居を越えると 何とか持ち上げて、すり抜けて、ようやく家の中にたどり着いたと思ったら・・・ |
最大の難関 上がり框 何もこのお宅が特別なわけではありません。廊下の巾や手摺取り付けなど、 バリアフリーを謳った最近の住宅でも、玄関には段差があることが多いのです。スロープで解決するには、想像以上の相当な長さが必要です。さあどうしましょう? |
このドアは何? 玄関脇の車庫の裏側に引き戸があるのを発見。早速あけてみると・・・ |
救世主出現か? 外部物置は、土間のままなので、外との段差がありません。これは使えるかも? |
裏側は洗面脱衣室 折角の綺麗な玄関を触るより、ここなら目立たず費用も安くて済みそうだ! |
ということで、荷物をどかし |
ドアを取り付けました。 ドアはコンパクトに納まって、なおかつ開口が広く取れるようにと、折れ戸にしました。 |
これで完成? まだ段差があるじゃん?ご心配なく。 |
段差解消機参上! いわばミニエレベーター。車椅子ごと持ち上げてくれます。 |
これこの通り お〜っと、行き過ぎてしまった。なんて冗談はさておいて・・・ |
無事完成 高さの調整をして、めでたく完成です。 |