介護保険助成制度対象工事のお手伝い(2)

段差というバリアー
脳血管障害で倒れたご主人が、リハビリを終えて帰宅することになりました。 車椅子を余儀なくされたご主人にとって、和風住宅はバリアーで一杯。真っ先にポーチの段差が侵入を阻みます。
玄関の敷居を越えると
何とか持ち上げて、すり抜けて、ようやく家の中にたどり着いたと思ったら・・・
最大の難関 上がり框
何もこのお宅が特別なわけではありません。廊下の巾や手摺取り付けなど、 バリアフリーを謳った最近の住宅でも、玄関には段差があることが多いのです。スロープで解決するには、想像以上の相当な長さが必要です。さあどうしましょう?
このドアは何?
玄関脇の車庫の裏側に引き戸があるのを発見。早速あけてみると・・・
救世主出現か?
外部物置は、土間のままなので、外との段差がありません。これは使えるかも?
裏側は洗面脱衣室
折角の綺麗な玄関を触るより、ここなら目立たず費用も安くて済みそうだ!
ということで、荷物をどかし
ドアを取り付けました。
ドアはコンパクトに納まって、なおかつ開口が広く取れるようにと、折れ戸にしました。
これで完成?
まだ段差があるじゃん?ご心配なく。
段差解消機参上!
いわばミニエレベーター。車椅子ごと持ち上げてくれます。
これこの通り
お〜っと、行き過ぎてしまった。なんて冗談はさておいて・・・
無事完成
高さの調整をして、めでたく完成です。

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